いよいよ!梅雨本番!
はやくも湿気によるうねり対策が急がれます。
今回は少し対策を含めた詳細をお話ししようかとおまいます。
髪の毛には2種類のたんぱく質があり、水分を吸収しやすいタンパク質と、
水分をはじくタンパク質があります。
直毛の場合は、この2種類のたんぱく質がほぼ均一に存在し、
くせ毛には、このたんぱく質が、均一ではなく、まばらに存在します。
そうすると、直毛ならば、湿気の多い日にそのタンパク質が水分を吸収しても髪の毛は均一に膨張しますが、
まばらに存在するくせ毛は、膨張する部分と、膨張しない部分とに分かれます。
それが、髪がうねり、広がる原因になるんです!
また、髪の毛がダメージを受けていても、髪の毛が広がりやすくなります。
髪の毛の表面は、キューティクルというウロコのようなもので覆われていますが、
そのキューティクルには、
●髪の水分量を一定に保つ働き
●紫外線やドライヤーの熱からの保護
などの働きがあります。
ダメージによりキューティクルがはがれると、髪が必要以上に水分を吸収します。
それが、湿気による髪の毛の広がりの原因になるのです。
健康な髪の毛の水分量は7~11%に保たれていますが、
ダメージヘアは、湿気が多いと、最大68%もの水分を吸収してしまいます。(T_T)
くせ毛が湿気で広がらないようにするための対策
1、髪の毛が傷まないようにケアする
髪の毛が傷んで、キューティクルがはがれてしまうと、髪の毛の水分量が一定量に保てなくなります。
ドライヤーを当てると必要以上に水分が蒸発し乾燥してパサつくし、
湿気が多いと、今度は水分を必要以上に吸収して広がります。
その為にも、髪の毛を保護してキューティクルを守る毎日のケアが大切になって来ます!
髪の毛を洗った後の洗い流さないトリートメントは、髪の毛をドライヤーの熱から守り、
とても効果的です!洗い流さないトリートメントをしてドライヤーを当てるのと、
何も付けづに乾かすのとでは雲泥の差ですよ!
2、髪が濡れたまま放置するのはNG!!
ドライヤーを当てると髪の毛が傷むと思い、自然乾燥にしていませんか??
実は、自然乾燥は髪の毛にとってあまり良くないんです!
髪の毛が濡れているとき、髪の毛のキューティクルは開いた状態で、
髪の水分はどんどん蒸発し、パサつきます。
なので、キューティクルが開いた状態の髪の毛はとても傷みやすい状態なのです。
髪の毛を洗ったあとは、しっかりタオルドライをして洗い流さないトリートメントをつけ、
ドライヤーを髪の毛から30センチほど離して、よく乾かしましょう!
3、キューティクルを引き締めるドライヤーのかけ方
髪の毛のキューティクルは、根元から毛先に向かってウロコのようになっています。
ドライヤーの風を毛先から根元に向かって当てると、キューティクルに逆らって風を当てていることになり、
キューティクルを開く原因になります。
風を当てる時は、根元から毛先に向かって当て、手で少し髪の毛を引っ張るように伸ばしながら乾かします。
なので、
クセを出さないようにするには
やはりケアが大事だという事です!
急がば回れ。
日々のケアがクセを大きく左右するのです!
ご参考までに。
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Writer ・・・この記事を書いているのは?
森好音 モリタカネ 堺市西区津久野にある美容室Lagoon(ラグーン) の店長。ドライカットで丁寧に作り上げる旬のヘアスタイルは自宅での手入れと再現性が好評。名所旧跡好きの意外な一面をもつ。 | |